書籍「本当の自由を手に入れる お金の大学」を読んで その②
こんにちはmikkoです。
今回からは書籍「本当の自由を手に入れる お金の大学」の実践編として、お金にまつわる5つの力のうち「貯める力」についてまとめた上で、mikko家ではどう実践するかも具体的に記事にしていこうと思いますので参考にしてもらえると幸いです。
出典:「本当の自由を手に入れる お金の大学」
貯める力とは
本書の内容の半分はこの「貯める力」についてまとめています。そのことから分かるように、経済的自由な状態になる為に一番大切な力がこの「貯める力」です。
書籍内で、貯める力とは生活の満足度を下げずに支出を減らす力と明記されています。
著者は経済的自由とは「生活費<資産所得」という状態と定義しています。
そして、貯める力を高める=生活費を抑えることに直結するとても重要な力だとわかります。
本書では6つの固定費を見直すことを提案しています。
その理由は、毎月かかる支出である為効率がよいことと、やる気があればすぐにでも成果が出るからだそうです。実際、すぐに効果が出る為実践する価値はあると思います。
固定費の見直し(6つの固定費)
- 通信費の見直し
- 光熱費の見直し
- 保険料の見直し
- 家の見直し
- 車の見直し
- 税金の見直し
①通信費の見直し
実践方法:携帯を大手キャリアから格安SIMに変更する
効果:月額5000円程度の節約が可能
解説↓
・格安SIMに変更することでのメリット・デメリット
メリット
- 毎月5000円程度携帯の通信費用が安くなる。
デメリット
- キャリアメールが使えなくなる
- 通信速度が遅くなるタイミングがある
- ラインのID検索が使えない
[mikko家では]
上記のようにほとんどデメリットが無いです。ただし、大手キャリア3社も値下げプランを発表しています。大手キャリアの値下げプランでは格安SIMの価格とそこまで変わりません。大手キャリアをご利用の方は格安SIMに変更か、料金プランを変更したほうが良いのかを比較する必要があります。
私は半年前にすでに楽天モバイルに変更しています。理由は下記です。
楽天モバイルにするメリット
- 当時キャンペーン期間中で1年間基本料無料
- 行動範囲が楽天回線エリア内の為、2980円で通信料が使い放題
- 楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)が+1倍
- 通信費支払い時に楽天ポイントが付く
但し、半年楽天モバイルを利用してデメリットも多く感じています。
楽天モバイルの弱点
- 屋内で圏外になることが多い
- 楽天回線エリア内でも通信が遅く、途切れることもある
- 電話が聞きづらい(Rakuten Linkを利用)
基本的には楽天回線エリア内では快適に利用できますが範囲外になるとかなり弱いキャリアだと思いますので、行動範囲が楽天回線エリア内の方にはお勧めかと思います。
また、大手キャリアの値下げプランは3社とも毎月3000円弱で高速通信が20ギガまでというものですので、それ以上に通信を行う場合にもお勧めかと思います。
②光熱費の見直し
実践方法:電力会社を乗り換える
効果:年間1万~3万円程度の節約が可能
解説↓
・電力の小売り自由化により2016年4月から電力会社の選択が可能になった。
・切り替えはネットで簡単に可能
・地域や時期によって安くなる電力会社は異なる為シミュレーションが必要
[mikko家では]
mikko家では電気は引越し当時のシミュレーションで「loop電気」という会社を選択しています。
loop電気の選択した理由
- 基本料金が無料で使った分のみ請求
- 解約手数料がかからない
- ネットで簡単に切り替えられる
また、ガス会社についても「loop電気」でまとめることでより光熱費を下げられるようにしました。これで年間約2万円程度は光熱費を抑えられています。
電気とガスはまとめることで光熱費はより下げられると思いますのでそういった観点からも会社を選んでみては如何でしょうか。
③保険料金の見直し
実践方法:保険料は生命保険、火災保険、自動車保険の3つのみにする
効果:生涯で数百万円の節約が可能
解説↓
・保険はそもそも低確率で起こる大損失に備えるもの
・損失の小さいものについては貯金で対応すればよい
・日本は公的保険が充実しているためほとんどの不安は社会保険でカバーしている
・社会保険でカバーしきれない3つの保険のみ民間の保険を利用すればいい。
①生命保険(掛け捨て) :自分が亡くなった後の家族への補償
②火災保険:火事・災害などでの家への補償
③自動車保険(対人対物) :交通事故を起こした場合の被害者への補償
[mikko家では]
私は昨年までは独身で車の所持していなかった為、賃貸物件に対しての火災保険のみ加入していました。しかし、来年に子供が生まれるタイミングでしたので万が一自分に何かあった時の為に生命保険を新たに加入しました。
コストを含めて書籍内で進めていた「メットライフ生命【スーパー割引定期保険】」としました。理由は下記です。
- 非喫煙者の為保険料が安い
- 34歳男性で2000万円の死亡保険をつけて月額2960円(20年更新)
④家の見直し
実践方法:家は賃貸に住み続ける
効果:生涯で数千万円の負債がなくなる
解説↓
・家を購入する際は売却時の金額(リセールバリュー)を考える
・リセールバリューが高いならマイホーム購入、低いなら賃貸の方が得
・日本の人口減少、空き地増加等の要因により、リセールバリューの高い物件がほとんどなく、素人が見つけるのは難易度が高い
賃貸のメリット
- 家族構成の変化に対応しやすい
- 転勤などにも対応しやすい
- 家賃のみで住める。(ローン金利、固定資産税がかからない)
- メンテナンスが必要ない
[mikko家では]
家の購入はまだ考えていません。ただ、妻としてはマンションを購入したいとのこと。ですので、いばらの道かもしれませんが、書籍にもあるようにリセールバリューの高い物件を探してみようと思います。
幸いなことに、私は建築学科出身で現在も設計事務所で働いている為、不動産関係の友人、知人がいますのでそのあたりにヒアリングしつつ進めていこうと思います。
また、書籍であるリセールバリューというのはあくまで客観的な指標であり、自分の思う価値とは違う場合があると思います。例えば郊外の駅から遠い(=リセールバリューが低い)が
実家が近くて子供を預けやすい(=自分の思う価値が高い)などです。
浪費(無駄使い)と消費を混合せず、自分には価値があって浪費として買う分には何の問題もないと思います。
私も若干そちらの考え方でもあります。
私的には少なくとも立地等はリセールバリューの高いが築年数の古い物件を選び、リフォーム等は自分で図面など描けますのでそういったところで金額を抑える努力をしたいなと思います。
⑤車の見直し
実践方法:車は所有しないもしくは買うとしても中古車を選択
効果:車を所有することで発生する約4000万円の節約が可能
解説↓
・車を所有することで生涯、約4000万円かかる
・車は所持せず、必要な場合は別の手段で対応すればいい
(公共交通機関、カーシェアリング、タクシーなど)
・車を購入が必須の場合はリセールバリューの高いものを選ぶ必要がある
・買うとしても初期費用が安い中古車を一括購入すること
[mikko家では]
私は東京在住の為公共交通機関がしっかりしており、基本てきな移動はバスか電車です。特に車の必要性が今のところ感じられないので車を持たないというこの意見は完全に同意でした。
ただ、これから子供が生まれた際、移動手段としては車の方が楽な気も・・・
まぁ、必要になったらその際にカーシェアリングなど含めて考えてみます。
⑥税金の見直し
実践方法:所得税・住民税等を正しく理解し利用できる制度を利用
効果:税金への理解が得られる
解説↓
・サラリーマンは給料から税金が引かれた分の金額をもらう為、税金が分かりずらい。
・給料にかかる税金は「所得税」と「住民税」がある。
・一般的に所得税は20%、住民税は10%程度かかり、給料が高いほど税金も上がる。
・給料は「課税所得」と「控除分」に分けられ、税金がかかるのは課税所得にかかる
・サラリーマンが受けやすい控除は下記3つ
①ふるさと納税(寄付金控除)
②医療費控除
③扶養控除
・サラリーマンが税金で節約するのは難しい→事業(副業)を始めて節税対策を!!
[mikko家では]
私は昨年、歯科矯正を行い100万円近い医療費を払っていました。書籍を読む前で医療費控除の説明を受けた際も面倒くさそうという理由で申請しませんでした。今思えばとても悔やまれます。今まさに税金に対する知識の大切さに気付かされました。
副業についてはまだ検討中ですので、なにか始められそうなことを見つけ別の記事でお話しできればと思います。
まとめ
- 貯める力とは生活の満足度を下げずに支出を減らす力
- 貯める力を高めることは経済的自由な状態になることに直結している。
- まずは固定費を下げる努力をする。
- 6つの固定費である、「通信費・光熱費・保険・家・車・税金」を見直すこと。
- 通信費:格安SIMに変える
- 光熱費:電力会社を変える
- 保険:生命保険(掛け捨て)、火災保険、自動車保険以外の民間保険は加入しない
- 家:リセールバリューが高い家以外は賃貸にする
- 車:車を持たない。もしくは、どうしても必要な場合は中古車にする
- 税金:税金についての知識を高める。副業することで節税対策もできる
[mikko家では]
貯める力の重要性は記事を読んでい頂いた人には理解してもらえたと思います。
私自身もとっつきやすい項目はその日のうちにすべて変えてしまいました。
読者の皆様も副業や投資について興味がない人でも、節約として有益な情報を得られたのなら幸いです。次回は実践編第2弾として「稼ぐ力」についてまとめようと思います。
それではまた次回記事でお会いしましょう~(‘ω’)ノ